jQuery非依存のスクロールアニメーションライブラリ「AOS」
はじめに
jQuery非依存でスクロールアニメーションを実装できる「AOS」をご紹介します。
軽量、導入も手軽で、オプションも豊富です。
使ってみる
まずダウンロード
設置する
CSS、jsの読み込み
パスは適宜変えて下さい。
<link href="assets/css/aos.css" rel="stylesheet">
<script src="assets/js/aos.js"></script>
アニメーションの要素を設定
アニメーションさせたい要素に「data-aos=”アニメーションの名前”」を付与します。
下記だと「fade-up」アニメーションになります。
<div data-aos="fade-up"></div>
jsを実行
<script>AOS.init();</script>
これだけでスクロールアニメーションを実装できます。
その他にもオプションが用意されています。
簡単に下記にまとめてみました。
オプション
内容とデフォルトの設定
オプション名 | 内容 | デフォルトの設定 |
---|---|---|
data-aos-offset | アニメーション発火までの距離設定(px) | 120 |
data-aos-duration | アニメーションの秒数(ms) | 400 |
data-aos-easing | アニメーションのイージング設定 | ease |
data-aos-delay | アニメーション発火までのディレイ秒数(ms) | 0 |
data-aos-anchor | 指定の要素までスクロールした際にアニメーションを発火させる設定 | 無し |
data-aos-anchor-placement | 要素のどの位置までスクロールしたらアニメーションを発火させるかの設定 | top-bottom |
data-aos-once | アニメーションの発火を1回のみにするか否かの設定 | false |
data-aos-anchor-placementについて
「data-aos-anchor-placement」というオプションは、要素のどの位置までスクロールしたらアニメーションを発火させるかの設定ですが、設定名と内容を下記にまとめてみました。
設定名 | 内容 |
---|---|
top-bottom | 要素の上部が画面の下部までスクロールしたら発火 (デフォルトではこれ) |
top-center | 要素の上部が画面の中央までスクロールしたら発火 |
top-top | 要素の上部が画面の上部までスクロールしたら発火 |
center-bottom | 要素の中央部が画面の下部に来たら発火 |
center-center | 要素の中央部が画面の中央に来たら発火(ど真ん中) |
center-top | 要素の中央部が画面の上部に来たら発火 |
bottom-bottom | 要素の下部が画面の下部に来たら発火 |
bottom-center | 要素の下部が画面の中央に来たら発火 |
bottom-top | 要素の下部が画面の上部に来たら発火 |
デモ
デモを何種類か作成しました。
それぞれ上記のオプションを色々と使ってみました。
さいごに
単体で動作するうえ、導入もサクッとできるので、ぜひ使って見て下さい。
他にもブレイクポイントでアニメーションしないように設定できたり等、オプションが用意されています。
参考になればと思います。